ファッション好きな方なら知らない人はいないココシャネルの有名な格言があります。
「20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績」という言葉です。つまり、品格のある人生を歩んできた女性は、50代で品格のある顔になるのです。
20歳や30歳の時のように、チープなミニスカートで肌を露出して若さのアピールをしたり、白髪を染め少しでも若く見える髪型を模索したり、年齢に抗うのはもう終わりです。逆に言えば品格とは50年生きてきた女性こそ漂うものかもしれません。皺ひとつひとつを自分の功績のように誇り、愛しながら、いかに心地よく自分の品格にあったシックさをまとった服や髪型を、年齢に焦ることなく選ぶ。
それこそが本当の品格のある50代が行なっているシンプル故に難しいことなのではないでしょうか。